【1月16日 AFP】イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は15日、FWハリー・ケイン(Harry Kane)が先日行われたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦で足首の靱帯(じんたい)を損傷し、3月まで離脱することになったと発表した。

 イングランド代表のキャプテンを務めるケインが足首のけがでシーズン中に離脱するのは3季連続となる。トッテナムは公式サイトで「初期評価を行ったところ、日曜日(13日)に行われたユナイテッド戦で負傷したケインが、左足首の靱帯を損傷していることが分かった」と発表した。

「ケインは引き続きチームのメディカルスタッフによる観察を受けながら、リハビリを進める。練習への復帰は3月上旬になる見込みだ」

 ケインは後半アディショナルタイムにチャンスをつくろうとした際、ユナイテッドDFのフィル・ジョーンズ(Phil Jones)とビクトル・リンデロフ(Victor Lindelof)の間に挟まれる形で負傷。試合終了後に治療を受けたが、明らかに不安そうな様子でピッチを後にした。

 ケインは最短での復帰を誓いつつ、ツイッター(Twitter)に「けがもサッカーの一部。しかし健康な体を取り戻すために自分より必死になれる選手はいない。メッセージをありがとう」と記した。

 25歳のケインは今季の公式戦で31試合に出場し20ゴールを挙げるなどチーム得点王であり、5年にわたるマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督体制で初のタイトル獲得を目指すトッテナムにとって、エースの離脱は大きな打撃となる。(c)AFP