【1月16日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は15日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は6-7(2-7)、6-4、6-2の逆転でカイア・カネピ(Kaia Kanepi、エストニア)を退け、初戦を突破した。

 世界ランキング1位のハレプは、2018年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)初戦で敗れているノーシードの相手にまたしても苦戦を強いられたが、1回戦敗退の危機をなんとか乗り越えて勝利を収めた。

 ハレプはコンディションが上がりきっていないことを認め、勝ち上がりには「期待していない」と語った。接戦を制しての勝利は誇らしく思うと言いながらも、全仏オープンテニス(French Open 2018)を制している第1シードの選手に期待されるプレーではなかったと話している。

「とりあえず勝ててうれしい。自分の最高のテニスができているわけではないし、きょうは勝てたことがすべて」「とにかくコートでの感覚を良くして、一日一日改善することを目指している」

 第6シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)は快勝で2回戦進出を果たし、四大大会(グランドスラム)デビューが20年以上前のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)も勝利を収めた。

 一方で全豪優勝2回のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)、第10シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina、ロシア)は初戦敗退となった。(c)AFP/Neil SANDS