【1月16日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は15日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第4シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-4、6-2でマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)に快勝して2回戦に進出した。

 21歳の全米オープンテニス(The US Open Tennis Championships 2018)女王は、試合前の緊張とコートを飛ぶ虫の妨害を乗り越えて勝利をつかんだ。2回戦ではタマラ・ジダンセク(Tamara Zidansek、スロベニア)と対戦する。

 ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)での試合について、大坂は「コートに入ったときはすごく緊張していたけど、試合が始まったら、この素晴らしい観客の前でプレーできる大きな幸せとありがたさを感じた」と話した。

 メルボルンの陽気を楽しむ一方で、大坂はサービスを打つ前にコートを飛んでいた虫が気になり、取ってほしいとボールキッズに頼む場面があった。大坂は「虫を捕まえるのはちょっと苦手で。間違えてつぶしちゃったら嫌だなと思った」と話している。

 昨シーズンに一気にブレークを果たした大坂は、今大会で長く勝ち進めば世界ランキング1位を奪取する可能性もあるが、そのことはまったく頭にないようで「それはあまり目標にしていない。とにかくこの大会で良いプレーがしたい。ランキングは後から付いてくるもの。気にしたことはない」とコメントした。(c)AFP