【1月15日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長とドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の再会談の開催地について臆測が飛び交う中、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ、Choe Son-hui)外務次官がスウェーデンを訪問する予定であることが分かった。15日、平壌から北京の空港に到着した崔氏本人が記者団に明らかにした。

 韓国の聯合(Yonhap)ニュースによると、崔氏は「スウェーデンで開かれる国際会議に出席する」と説明。スウェーデン政府は長い間、国交のない米朝の間を取り持つ仲介役として動いてきた。

 金委員長は先週、4回目となる訪中を実施。これについて韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領は米朝首脳再会談が「迫っている」兆候だと指摘し、またマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官も先週末、再会談について「詳細を話し合っている」とコメントしている。

 米朝首脳会談の開催地をめぐっては、朝鮮半島専門家らの間でベトナムやタイといった国が取り沙汰されている。(c)AFP