【1月15日 AFP】第17回アジアカップ(2019 AFC Asian Cup)は14日、各地で試合が行われ、グループAではインドが後半アディショナルタイムに失点し、バーレーンに0-1で敗れた。歴史的な決勝トーナメント進出の望みを絶たれたインドは試合後、スティーブン・コンスタンチン(Stephen Constantine)監督が辞任した。

 インドは初の決勝トーナメント進出まであと一歩のところまで迫っていたが、ジャマル・ラシェド(Jamal Rashed Abdulrahman Yusuf)に劇的なPKを決められると、その夢は打ち砕かれた。インドの指揮官として2期目を迎えていたコンスタンチン監督は「私はこの試合の後に辞任する」と発表した。

「このチームを率いて4年がたった。初日から掲げていた目標は、アジアカップに出場することだった。私はそれを実現したし、いくつかの記録も破った。選手たちがやってきたこと全てを誇りに思う」

 また、2015年からインドの指揮を執っている56歳のコンスタンチン監督は「自分の時代は終わったと思っている」と補足し、「私は求められたこと、あるいはそれ以上のことをやってきた。前に進むときだ」と続けた。

 同日に行われたグループAのもう1試合では、開催国のUAEがタイと1-1で引き分けた。この結果、同組ではUAEが首位、タイが2位、バーレーンが3位で決勝トーナメント進出を決めている。(c)AFP/Joseph ABI CHAHINE