【1月14日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ソニーオープン・イン・ハワイ(Sony Open in Hawaii 2019)は13日、米ハワイ州ホノルルのワイアラエ・カントリークラブ(Waialae Country Club)で最終日が行われ、ベテランのマット・クーチャー(Matt Kuchar、米国)が4打差で逃げ切り優勝を果たした。

 この日は出だしでもたついたクーチャーだったが、最後の10ホールで6バーディーを記録してスコアを4ストローク伸ばし、通算22アンダーで優勝を飾った。4打差の2位にはアンドリュー・パットナム(Andrew Putnam、米国)が入った。

 欧州選抜との対抗戦ライダーカップ(Ryder Cup)の米国選抜に4回選ばれ、2016年のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得している40歳は、昨季は8年ぶりにプレーオフ最終戦のザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2018)出場を逃したが、これで2018年11月のマヤコバ・ゴルフクラシック(Mayakoba Golf Classic 2018)に続く今季2勝目を挙げ、ツアー勝利数を9に伸ばしている。クーチャーは「3大会中2大会で優勝なんて、理解が追いつかないよ」と話した。

 5打差の3位タイには、この日6バーディーで6ストローク伸ばしたマーク・リーシュマン(Marc Leishman、オーストラリア)の他、コーリー・コナーズ(Corey Conners、カナダ)や、ハドソン・スワフォード(Hudson Swafford)とチェズ・リービー(Chez Reavie)の米国勢2人が入った。スワフォードも6バーディー、ノーボギーの「64」をマーク。コナーズは7バーディー、1ボギーの6アンダー、リービーは3アンダーだった。(c)AFP