【1月14日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は14日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-4、6-3、7-5でワイルドカード(主催者推薦)のジェームズ・ダックワース(James Duckworth、オーストラリア)に快勝し、難なく2回戦へ駒を進めた。

 足に手術を受けるために昨シーズンは途中で終了していたナダルは試合後、「何か月かぶりに戻ってくるのは簡単ではない。特に全てのポイントでものすごく攻撃的にプレーしてくる選手が相手の時はね」「僕にとって、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)に帰ってくるのは特別なことだ」コメントした。

 けがの不安を全く感じさせず、2時間15分で勝利をつかんだ四大大会(グランドスラム)通算17勝のナダルは次戦、地元オーストラリアのマシュー・エブデン(Matthew Ebden)とドイツのジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff)の勝者と対戦する。

 世界ランキング2位のナダルは今大会、全てのグランドスラムで複数回優勝した、オープン化以降では初の選手になることを目指す。仮にナダルが2009年大会以来のタイトルを獲得すれば、ロイ・エマーソン(Roy Emerson)氏とロッド・レーバー(Rod Laver)氏に次いで史上3人目の快挙となる。(c)AFP/Daniel HICKS