【1月13日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは12日、第22節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はモハメド・サラー(Mohamed Salah)のPKでブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に1-0で勝利し、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督はチームとしての成熟度をたたえた。

 9日前にマンチェスター・シティ(Manchester City)に今季リーグ戦初黒星を喫したリバプールは、控え選手中心の布陣で臨んだ7日のFAカップ(FA Cup 2018-19)ではウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に敗れて公式戦2連敗を喫していた。

 この日もリバプールは最高の出来ではなかったが、50分にサラーが決めたPKを守り切って今季13度目のクリーンシートを記録し、14日にウォルバーハンプトン戦を控えるシティとの勝ち点差を暫定で7とした。

 シティに敗れた直後のリーグ戦の重要性についてクロップ監督は、「われわれはハーレム・グローブトロッターズ(Harlem Globetrotters、米国の娯楽志向の強いバスケットボールチーム)ではない。結果を出さなければならない」とコメント。

「そのためにわれわれは任務を果たさなければならない。パフォーマンスは悪くなかった。所々は今季最高の内容とは言えなかったが、これまでで最も成熟したパフォーマンスだった」

「それは非常に重要だ。いい日は誰もが勝つことができる。普段通りで勝てるところはそれほど多くない。そして悪い日に勝つことができるチームは限られている」

「きょうは悪い日ではなかったが、ブライトンの出来は非常に良かったので難しい一日だった」

 サラーを含めリバプールはベストの布陣で臨んだが、ディフェンスラインを深く敷いたブライトンの前にポゼッションを支配したものの決定機を演出する機会は限られていた。

「とても厳しかったがそういうものだ。パフォーマンスには満足している。オペラのようなサッカーではなかったが、非常に良い曲を演奏できた」(c)AFP/Kieran CANNING