【1月12日 AFP】米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)が、従業員の10%のレイオフ(一時解雇)を計画していることが分かった。消息筋が11日、明らかにした。

 イーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)が率い、6000人超の従業員を抱えるスペースXはAFPに対し、「顧客のために約束を果たし続け、惑星間を移動する宇宙船や宇宙でのインターネットの開発を成功させるため、スペースXはより引き締まった企業にならなければならない」と説明。

 さらに、「どちらの事業も、別個に試みられてきたとはいえ、これまでいくつかの組織を破産させてきた」「これは、わがチームの有能で勤勉なメンバーとは道をたがえなければならないことを意味する」と述べた。

 スペースXは今回のレイオフについて、「前途に待ち受ける途方もない難題が唯一の理由」としている。(c)AFP