【1月12日 時事通信社】旧ユーゴスラビア構成国のマケドニア議会は11日、隣国ギリシャと合意した「北マケドニア共和国」への国名変更を定めた憲法改正を承認した。近く行われるギリシャ議会での採決を通過すれば、変更が成立する。四半世紀以上にわたり国名問題で争ってきた両国は、歴史的和解へ大きく前進した。

 ただ、賛成票は議会定数120中81票と、必要な80票を辛うじて上回ったのみ。ギリシャでも連立与党の一角が強硬に国名変更に反対しており、成立へはなお不安要素も残る。

 変更が成立すれば、国名への反発からギリシャに阻まれてきた欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)への加盟交渉も進む見通しだ。東欧での欧米とロシアの勢力争いにも、大きな影響を与えるとみられる。(c)時事通信社