【1月11日 時事通信社】トランプ米大統領は10日、南部テキサス州のメキシコ国境を訪れ、公約である国境の壁建設の必要性をアピールした。訪問に先立ち、状況次第で大統領権限で壁予算を捻出する非常事態宣言を辞さない考えを表明。視察を踏まえ、宣言を出すかどうか近く最終判断するとみられる。

 トランプ氏はテキサス国境の街マッカレンで、犯罪者に家族を殺害された人や国境警備隊員らと懇談。「われわれは壁を手に入れる。それがなければ問題を解決できない」と強調した。

 トランプ氏はまた、非常事態宣言を行う「絶対的な権利がある」と記者団に表明。「(野党民主党との)協議が不調に終われば、おそらく(非常事態を)宣言するだろう」と語った。判断の時期に関しては、FOXニュースのインタビューで「今後数日間で何が起きるかを見てみる」と述べた。(c)時事通信社