【1月16日 CNS】中国の高速鉄道「復興号(Fuxinghao)」の新型車両「緑の巨人」の点検が6日、上海車両基地で行われた。「緑の巨人」は、時速160キロのCR200J型復興号で、今年の春節(旧正月、Lunar New Year)期間中に導入予定だ。

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「緑の巨人」の車体は緑色の塗装が施され、「緑皮車」と呼ばれる深緑色の旧型普通列車車両よりも色が鮮やかだ。車両は流線型のデザインを採用し、サービスや車内設備などは既存の鉄道と基本的に同じだ。また、すべての高速鉄道の鉄路に適用可能で、電力は列車の先頭車または最後尾車に集中する。

 編成スタイルは短編成、長編成の2種類。短編成は9両編成、定員は720人で、長編成は11両から20両編成となっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News