【1月10日 東方新報】阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング、Alibaba Group Holding)の電子決済サービス支付宝(アリペイ、Alipay)は9日、全世界のユーザー数が10億人を超えたと発表した。

 アリペイは2018年11月28日時点で「ユーザー数9億人突破」を宣言していたばかりだったが、それから約1か月でユーザー数を1億人伸ばしたことになる。また16年当時のユーザー数(4億5000万人)と比べても、3年間で2倍以上の成長を見せた。

 アリペイによると、世界のモバイルネットワークの収益が伸び悩む背景下で、アリペイのユーザー数はむしろ増加傾向をみせたという。これはアリババ・グループ全体の相乗効果と、アリペイのテクノロジーやサービス分野への投資によって、より効果を高めたとしている。

 また、ビッグデータの発掘・分析などを手掛けるクエストモバイル(Quest Mobile)が発表した報告書「モバイル・インターネットユーザー習慣変遷報告」によると、「モバイル+サービス」という方式がすでにさまざまな生活分野で浸透していることを指摘している。18年11月現在、アリペイの月間アクティブユーザー数は6億5千万人以上、50%以上の急速な伸び率を維持している。(c)東方新報/AFPBB News