【1月9日 AFP】特別背任の疑いで再逮捕された日産自動車(Nissan Motor)前会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)容疑者(64)について、東京地裁は9日、弁護側の勾留取り消し請求を却下した。

 同容疑者は前日8日、東京地裁で行われた勾留理由開示手続きの意見陳述で、容疑はいわれのないもので勾留は不当だと主張した。

 同容疑者の勾留日数は50日を超えており、弁護側はまったく嫌疑がないとして、開示手続きの終了後に勾留取り消しを請求していた。

 ゴーン容疑者には、私的な投資で生じた損失を日産に付け替えるなどした疑いがかけられている。(c)AFP