【1月10日 AFP】イングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2018-19)は9日、準決勝第1戦が行われ、ガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)の4得点もあり、マンチェスター・シティ(Manchester City)がバートン・アルビオン(Burton Albion)を9-0で粉砕した。

 ケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)やオレクサンドル・ジンチェンコ(Oleksandr Zinchenko)、フィル・フォーデン(Phil Foden)、カイル・ウォーカー(Kyle Walker)、リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)もゴールを奪い、フットボールリーグ1(3部)のバートンに圧勝したシティは、23日に敵地で行われる第2戦を形式的なものとし、2年連続となる決勝進出をほぼ確実にした。

 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は「すでに決勝に進んだも同然だ。それでも第2戦でプレーしなければならないし、真剣に臨むつもりだ。また決勝に進めればうれしい」「こうした試合は簡単ではない。(試合前に)慎重に戦おうと話し、良い滑り出しを切ることができた」とコメントした。

 一方、バートンのナイジェル・クラフ(Nigel Clough)監督はこの一戦の前、チームが2試合を通してプレミアリーグの王者に勝利するには「奇跡」が必要だと認めていた。

 現役時代、父親のブライアン(Brian Clough)氏が率いたノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)で同大会を2度制しているクラフ監督は、「両チームの格の違いを考慮すれば当然の結果だ。もっと差がつくことを恐れていた」とコメントした。「われわれはリーグカップで4強入りするという歴史をつくった。(準決勝に残った)他の3チームの顔ぶれを見ても、どこと当たっても難しかっただろう」 (c)AFP