【1月10日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2018-19)は9日、5回戦の第1戦が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)の活躍などでCDレガネス(CD Leganes)を3-0で下し、準々決勝進出に前進した。

 セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)のPKで先制したレアルは、ルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)のゴールでリードを広げると、最後は昨夏に加入したビニシウスの鮮やかなボレーシュートで勝利を飾った。

 待望だった2019年の初勝利を手にしたレアルのサンティアゴ・ソラーリ(Santiago Solari)監督は試合後、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で見事なパフォーマンスを披露し、レアルでの自身3ゴール目を記録した18歳のビニシウスについて「彼は今、大きな一歩を踏み出している」と評価した。

「彼は常に力を持っていたが、ベルナベウで多くの偉大な選手に囲まれながらそれを伸ばし、示しているというのは、彼の自信や勇気を物語っている」

 この試合の前には、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が貴重なアウェーゴールを奪ったアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)がジローナ(Girona FC)と1-1で引き分けた。

 アトレティコは開始早々、グリーズマンがクロスバーとGKゴルカ・イライソス(Gorka Iraizoz)の間を抜くシュートを決めて先制するも、前半のうちにアントニー・ロサノ(Anthony Lozano)にゴールを許して追いつかれた。両チームとも勝ち越しゴールを挙げることができなかったが、ホームでの第2戦を来週に控えているアトレティコの方が有利となるだろう。(c)AFP