【1月9日AFP】ブラジル政府は8日、公的債務削減の一環で公営企業約100社を民営化もしくは閉鎖する方針を明らかにした。今月就任した極右のジャイル・ボウソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は選挙期間中、連邦政府が運営する138社のうち100社は民営化できると訴えており、公約の実行に取り掛かる。

 石油のペトロブラス(Petrobras)や電力のエレトロブラス(Eletrobras)といったトップクラスの国有企業は対象外だが、これらの企業の非中核子会社の一部は含まれる。株式の売却益により、政府の巨額債務を20%圧縮する計画の一助とする。

 ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(Getulio Vargas Foundation)によると、ブラジルには連邦政府や州、地方自治体が経営権を持つ企業が418社ある。

 タルシジオ・ゴメス・デフレイタス(Tarcisio Gomes de Freitas)インフラ相は地元ラジオ局CBNに対し、最初の対象とする100社について、多くが子会社であるため民営化や廃止は「完全に実行可能」だと強調した。

 ブラジルは世界でも公営企業が最も多い国の一つとなっている。(c)AFP