【1月9日 AFP】サッカー元オランダ代表のアリエン・ロッベン(Arjen Robben)は8日、今季限りでドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を退団すると発表して以降、他のクラブから複数のオファーを提示されたことについて「誇らしく思う」と明かした。

 今月23日に35歳になるロッベンとバイエルンの契約が6月に終了するなか、同選手にはオランダ・エールディビジのPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)やイタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)がすでに接触していると伝えられている。

 カタールの首都ドーハでバイエルンの冬季キャンプに参加しているロッベンは、オファーの詳細については口を閉ざしたものの「いくつかのオファーを受けた。それらによって自分を誇らしく思ったことは確かだ」とコメントした。

「ここ数週間は精神的にとても疲れた。特に代理人を務めている父はね」「しかし、ウインターブレーク前に言ったことに変わりはない。私の未来は開かれている」

「時期は正確には分からないが、いつかは決断しなければならない。家族のことも考えて計画を立てなければならないから、シーズン終了まで待つつもりはない」

 けがが多いロッベンは、脚の負傷により2018年に行われた最後のリーグ戦5試合を欠場したが、今季の公式戦では、ここまで15試合に出場し5得点2アシストをマークしている。

 ブンデスリーガ1部で首位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に6ポイント離され、2位につけている前年王者のバイエルンは、18日に行われる1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)戦で後半戦をスタートさせる。(c)AFP