【1月9日 AFP】テニスのエキシビション大会、クーヨン・クラシック(Kooyong Classic 2019)は8日、初日が行われ、バーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)が5-7、6-4、10-6でジャック・ソック(Jack Sock、米国)に勝利し、今季初の実戦を勝利で飾った。次戦は同胞ニック・キリオス(Nick Kyrgios)との悪童対決に臨む。

 大会初戦でランク100位台のソックとの接戦を制したトミックは、試合についてまずまずの内容だったと話した後、9日のキリオス戦を見据えて「ニックとは何回も一緒に練習しているし、良い友人同士だ。対戦は最後の調整機会になる。全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)まであと5日だからね」とコメントした。

 近年のトミックはコート内外での問題が続いていたが、2018年には3年ぶりのツアー勝利を挙げるなど立ち直り、世界ランキングも80位台まで戻してきた。同142位で迎えた昨年の全豪では予選落ちに終わり、テニスへの情熱を失っている様子だったが、現在は精神状態も安定しているようにみえる。

 逆にキリオスは、このところ負傷とモチベーションの欠如に悩まされ、昨年は肘のけがで10月に早くもシーズンを打ち切った。その後は故郷のキャンベラでバスケットボールをしたり、慈善活動をしたりして過ごす一方、世界13位に到達した頃のような向上心を取り戻そうと心理カウンセリングも受けた。7日には「ファスト4(Fast4)」形式のエキシビションでラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と対戦している。

 トミックは「対戦を楽しみにしている。彼との練習は信じられないほどためになった。ここ何週間か取り組んでいることがある」「あしたはそれを試す最後のチャンス。ニックも真剣に臨んでくれたらいいね」と話している。

 同日行われたもう1試合では、太ももの手術から1年3か月ぶりに復帰したヤンコ・ティプサレビッチ(Janko Tipsarevic、セルビア)が6-4、3-6、12-10でジェイソン・カブラー(Jason Kubler、オーストラリア)を下した。

 ティプサレビッチは「痛みは9割なくなった。しかしステップに以前のようなバネがない。こればかりは試合をこなさないと戻ってこない」と話した。(c)AFP