【1月21日 AFP】イラクの首都バグダッドにある国立劇場でこのほど、演劇「Girls of Baghdad(バグダッドの女性たち)」が上演された。イラク人女性らが演じたこの作品では、イラク北方で2014~17年に、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の支配下で奴隷にされ、身体的虐待および性的虐待に苦しんだ少数派ヤジディー教徒とキリスト教徒の女性6人の運命が描かれた。

 ISが占領した一部地域はイラク軍によって解放されたが、1年以上が経過した今も、ヤジディー教徒の女性約3000人の行方は分かっていない。(c)AFP