【1月7日 Xinhua News】日産自動車の中国法人、日産(中国)投資はこのほど、中国での2018年の累計販売台数が前年比2.9%増の約156万台だったと発表した。自動車産業全体が低迷する中、日産自動車と傘下の東風日産、東風啓辰を含む乗用車事業、東風汽車と鄭州日産汽車を含む小型商用車事業は、2018年も安定した伸びを見せた。

 昨年12月の小型商用車事業(東風汽車と鄭州日産汽車)の販売台数は前年比16.7%増の2万4427台だった。自動車産業で乗用車事業の業績が全般的に悪化する中でも、東風日産の12月の販売は好調で、昨年通年(1〜12月)でも最高月間販売台数を記録した。シルフィ(軒逸)やエクストレイル(奇駿)、キャシュカイ(逍客)、ティアナ(天籟)、ヴェヌーシア(啓辰)D60、T60、T70、T90が同社乗用車事業の中心モデルとなっている。

 日産自動車専務執行役員で東風汽車総裁の内田誠氏は「業界全体の販売台数は過去4カ月で減少傾向が見られたが、日産は今年、依然増加傾向を維持できた。傘下の三大事業分野も着実に成長しており、引き続き市場シェアの拡大を継続し、良好な利益水準を維持していく」と述べた。

 日産は昨年、中国で電気自動車(EV)2車種を投入しており、今年も3車種の発表を見込んでいる。傘下の小型商用車事業と乗用車事業の各種EVの累計販売台数は昨年末時点で3万7000万台だった。また、東風日産と東風啓辰の主要車種にはすでにインテリジェント・コネクテッド・システムが搭載されており、他車種への展開も予定している。さらに、日産が開発した自動運転技術「プロパイロット」も2019年には中国市場に投入される。

 内田氏は「われわれは2019年、中国経済と自動車市場の持続的成長に大きな自信がある。日産自動車は、今後も生産や研究開発、販売ネットワーク、アフターサービス、電子商取引、企業の社会的責任、人材育成への投資に注力していく」と表明した。(c)Xinhua News/AFPBB News