【1月6日 AFP】男子テニス、マハラシュトラ・オープン(Tata Open Maharashtra 2019)は5日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)がイボ・カルロビッチ(Ivo Karlovic、クロアチア)を7-6(7-4)、6-7(2-7)、7-6(7-5)で下し、優勝(キャリア通算6勝目)を飾った。

 211センチの上背があるカルロビッチとの一戦に臨んだ身長203センチのアンダーソンは、オープン化以降のATPツアーでは最も身長が高い選手同士の決勝を制した。ここ約40年では最年長となる39歳でツアー大会のファイナリストとなったカルロビッチは、サービスエースの数こそ36本で上回ったが、ビッグサーバー対決はアンダーソンに軍配が上がった。

 現在32歳のアンダーソンは試合後「まず、素晴らしい一週間を送ったイボを祝福したい。あなたが今やっていることには、本当に胸を打たれる。これだけのプレーを見ることができうれしい」とカルロビッチを称賛。また、前回大会は準優勝に終わっていた世界6位は「本当に接戦だった。どちらに転んでもおかしくなかった。昨年よりも一つ成績を上げることができとてもうれしい」と付け加えた。

 一方、試合に敗れたカルロビッチは「運がなかった。驚くべき一年を送り、今週も素晴らしかったケビンを祝福したい」と話し、アンダーソンをたたえた。また、世界ランキング100位で今大会に臨んだカルロビッチは、「順位を落としていたが、少し上げることができた。素晴らしい一週間だったし、このレベルを維持していきたい」と続けた。(c)AFP