【1月11日 Xinhua News】中国の清科研究センターはこのほど、「2018年中国現代農業投資研究報告」を発表した。報告によると、2013年から2018年上半期までの中国の現代農業分野における投資件数は1100件で、累計投資金額は711億3800万元(1元=約16円)に上っている。5年間の現代農業の投資件数と投資金額は増加後に減少に転じ、投資段階も従来型農業の中後期から新興農業の初期へと徐々にシフトしており、原動力転換の特徴が表れている。中国証券報が伝えた。

 報告によると、政策支援と産業環境改善という二つの奨励策の下、農業サービス業では、インターネットの遺伝子と情報技術力を持つスタートアップ企業や新たなビジネスが出現し始めている。例えば、農業機械分野の農業用小型無人機(ドローン)や、情報化分野のリモートセンシング、データ収集、リアルタイムモニタリング、農業支援金融分野の保険や資金分割払い、インターネット農業小口貸し付けなどだ。これらの新興農業サービスの多くは発展の初期段階にあり、情報科学技術の発展や農業生産形式の集約化・効率化に伴い、市場の需要は増え続けるとみられており、起業者や投資機関にとって、新興農業サービスは規模の大きなブルーオーシャンと言える。

 農業情報化や農業金融、農産物流通販売などの新興分野は、あらゆる分野で発展した草創期を経て、2018年には発展中期へと徐々に移行しており、先端農業機械や農業自動化システム、農産物の電子商取引(EC)などが注目されている。この段階では、企業間の競争も次第に激化しつつある。中国が力強く支援している人工知能(AI)やインダストリアル・インターネット、モノのインターネットなどの戦略的新興産業は今後しばらく、スマート農業との結び付き強め、徐々に農業生産分野の潜在的な需要を掘り起こしていくとみられている。(c)Xinhua News/AFPBB News