【1月4日 AFP】マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は3日、イランが3基のロケット打ち上げを計画しており、核兵器搭載が可能な弾道ミサイルに関する活動を行わないよう求めた国連安全保障理事会(UN Security Council)の決議に反していると非難した。

 ポンペオ氏は声明を発表し、イランの衛星搭載ロケットは核兵器搭載可能な弾道ミサイルと「事実上同一」の技術を利用していると指摘。「さらなる経済的・外交的孤立を避けるため、挑発的な打ち上げについて再考し、弾道ミサイルに関連する全ての活動を中止するよう勧告する」と警告した。

 一方、イランのモハンマドジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相はポンペオ氏の主張を一蹴し、ロケット打ち上げおよびミサイル実験は国連安保理決議に違反しておらず、自国の防衛にも極めて不可欠であると強調した。(c)AFP