【1月4日 AFP】テニス、ブリスベン国際(Brisbane International 2019)は3日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)が3-6、6-0、6-4で第8シードのアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)との接戦を制し、準決勝進出を決めた。

 シーズン初戦で4強入りを果たした世界ランキング5位の大坂は試合後、昨年9月に行われた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)で優勝したことが自信となり、1セットダウンから逆転勝ちを収められたと話した。

「今は自分にかなり自信があるし、オフシーズンのトレーニングの成果を実感している。半年前に同じ感覚が持てていたかは分からない。半年前はまだ全米オープンで勝っていなかったから」

 力強いテニスを武器とする21歳の大坂は昨年、セバストワに2度敗れており、この日もアングルショットや相手をだますプレーを仕掛けてくる相手に手を焼いたと明かした。

「彼女(セバストワ)がトリッキーなショットを打ってくること、そして長いラリーが多くなるだろうことを頭に入れて試合に入りたかった」「この試合は自分にとって重要だった。私はパワー主体の選手にはうまく対応できるけど、次にどのようなショットを打ってくるか分からない、彼女のような選手と打ち合うのは難しかったから」「だから、この試合は非常に自信になると思う」

 2日に行われた試合で前年覇者のエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)が大会から姿を消したことを受け、優勝が有力視されている大坂は次戦、ウクライナのレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko)と対戦する。

 大坂は「安定感を示すことが主な目標であり、ここまでの今大会には非常に満足している」「直近の4大会では準決勝以上に進出しているし、それを今後も続けていきたいと思っている」と付け加えた。(c)AFP/Andrew DENT