【1月2日 AFP】ロシア中部チェリャビンスク(Chelyabinsk)州マグニトゴルスク(Magnitogorsk)で12月31日、10階建ての住居ビルがガス爆発により崩落した事故で、救助隊は翌1月1日、ビルのがれきの中から生後10か月の男児を救出した。事故による死者は9人に増加。現在も32人が行方不明になっている

 同州のボリス・ドゥブロフスキー(Boris Dubrovsky)知事はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)への投稿で、「救助隊が泣き声を耳にした。乳児は揺り籠の中で温かくくるまれていたので助かった」と発表。ロシア非常事態省は「新年の奇跡が起きた」と表明した。

 緊急当局は、救助隊が時間をかけてコンクリートパネルを取り除き、男児を救出する様子を収めた動画を公開。動画では、男児がまばたきするのも見える。救助隊は男児を毛布でくるみ、救急車へと搬送。男児の母親も無事で、息子との再会を果たしたと、救急当局は明かしている。

 保健省の発表によると、男児は重度の凍傷や頭部の外傷、脚に複数か所の骨折があり、極めて深刻な容体で、治療のため首都モスクワに搬送される予定。国営タス通信(TASS)は、男児は夜間に気温が氷点下27度前後まで下がった極寒の中を生き延びたと伝えている。(c)AFP/Anna MALPAS