【1月1日 AFP】アフガニスタンサッカー連盟(AFF)のケラムディン・カリーム(Keramuddin Karim)会長は31日、同国の女子代表選手に対する性的、身体的暴行疑惑について否定した。

 この問題は英紙ガーディアン(Guardian)の報道に端を発したもので、カリム氏は女性選手を殴ったり、性的暴行を加えたり、脅迫したり、銃口を頭に向けたりしたという。

 申し立てに対する捜査が行われているものの、カリム氏はAFPのインタビューに対して自身の汚名はそそがれると自信をのぞかせた。

 調査終了まで職務停止処分を受けているカリム氏は「主張については断固として否定する」とすると、「これは陰謀だ。証明も証拠もなく、正体不明の意見があるだけで、匿名の人物たちが主張をしている」と語った。

 告発人たちが「欧州への亡命を求める」ための手段としてその真剣な主張を利用しているのではないかと話すカリム氏は、さらにその人物たちが「共謀して連盟内の自分たちを中傷し、損害を与え」ようとしているのかもしれないと続けた。(c)AFP