【12月27日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のエデン・アザール(Eden Hazard)は26日、かつての同僚であるフランク・ランパード(Frank Lampard)氏やジョン・テリー(John Terry)氏、ディディエ・ドログバ(Didier Drogba)氏らのようなクラブの「レジェンド」になりたいと話した。

 アザールが同日のワトフォード(Watford FC)戦でクラブ通算100点目と101点目をマークし、2-1で勝利したチェルシーは4位の座をキープした。この日の発言により、ファンに残留の希望を与えたアザールだが、チームとの契約は2020年までとなっているほか、欧州王者レアル・マドリード(Real Madrid)が関心を抱いているといううわさが消えないことから、去就は不透明となっている。

 チェルシーで100得点を達成したことについて「大きな意味がある。特にきょうは試合にも勝ったからね」と話したアザールは「この素晴らしいクラブでの100点目と101点目は、決して忘れない。でも、ファンも自分もスタッフも他の選手も、全員がこれ以上のものを求めている」「このクラブのためにもっとゴールを決めたいし、ランパード氏やテリー氏、ドログバ氏のようなレジェンドになりたい」と語った。

 一方、チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は「アザールはすべてのポジションでプレーできる」「きょうも彼は2得点を挙げるなど非常に良かったし、アシストも二つか三つは記録できた」とコメントした。「最後の20分から25分は決定機を外したから、違う結果になった可能性もあった」「選手たちは試合の終盤、特に精神的にうまく戦った」 (c)AFP/Kieran CANNING