【12月27日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは26日、第19節が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)から3-1の快勝を収めた。2得点を挙げたポール・ポグバ(Paul Pogba)について、オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)暫定監督は、リザーブチームの指揮官を務めていた頃の教え子の本領発揮ぶりに目を細めている。

 ユナイテッドはネマニャ・マティッチ(Nemanja Matic)のゴールで先制すると、後半にポグバが2得点。5-1でカーディフ・シティ(Cardiff City)を下した前節に続き、スールシャール新体制は絶好のスタートを切った。特にポグバの後半のプレーは、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)前監督からスールシャール暫定監督へ指揮官が交代して1週間で、チームのムードが一変したことをよく物語っていた。

 スールシャール暫定監督は、ユベントス(Juventus)へ移籍する前のポグバを2軍で指導していたことがある。暫定監督は「あれが私の知っているポールだ。リザーブチームとユースチームで一緒だったし、その頃から知っている」「いつもハッピーで、よく笑うところは以前から変わらない」と話した。モウリーニョ前監督との確執が報じられていたポグバは、前体制下では幸せそうな様子を見せることは開幕からほとんどなく、リーグ戦最後の3試合ではベンチを温めた。

 スールシャール暫定監督は「1ゴール、2ゴールを決めれば、選手はもちろんうれしい」「しかし、マン・ユナイテッドでサッカーができる時点で、選手はそのことを幸せに思うべきだ。もちろん、そこには責任が伴うが、誇りや特権でもある」と話している。「ポールはこのクラブでのプレーを大いに楽しんでいる。彼は生粋のユナイテッド青年。マン・ユナイテッドでプレーする意味を分かっている選手だ」 (c)AFP/Kieran CANNING