【12月25日 AFP】サッカーイングランド代表のベテランFWジャーメイン・デフォー(Jermain Defoe)は24日、古巣のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)が2008年にイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup、当時のカーリング杯〈Carling Cup 2007-08〉)を制覇したときのメダルを授与された。

 36歳のデフォーは、トッテナムのメンバーとして2007-08シーズンのカーリング杯5回戦で得点を記録し、チームがマンチェスター・シティ(Manchester City)に勝利を収めるのに貢献したが、ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で同クラブがチェルシー(Chelsea)を下した決勝の約1か月前に、ホワイト・ハート・レーン(White Hart Lane)を去ってポーツマス(Portsmouth FC)に移籍した。

 デフォーはイングランド・フットボールリーグ(EFL)の公式ウェブサイトで、「トッテナムが決勝まで進出するのに貢献し、第三者の立場で彼らがトロフィーを掲げる姿を見ていたことを覚えている」「トッテナムが歴史を刻むのに一役買うことができて本当にうれしい。それまで数々の大会を制してきたビッグクラブだから、格別な気持ちだ」とコメントした。

 現在はボーンマス(AFC Bournemouth)でプレーしているデフォーは、本拠地バイタリティー・スタジアム(Vitality Stadium)でメダルを授与されると、10年前の大舞台でトッテナムが延長戦の末にチェルシーに2-1で競り勝った試合で、元チームメートを応援していたことも明かした。

「結局のところ、彼らは友人だから勝ってメダルを獲得してもらいたかった」「強豪チェルシーを相手に最高のパフォーマンスを披露した。本当に見事なプレーで優勝したんだ」

 デフォーは2009年初めにトッテナムに復帰し、同クラブで合計363試合に出場して合計143得点を記録した。(c)AFP