【12月25日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は24日、シリア政策での不一致から辞任を表明したジェームズ・マティス(James Mattis)国防長官の批判を続け、今後は同盟国が米国との友好関係に「付け込む」ことを許さないと言明した。

 先週発表したシリアからの米軍撤退に対する批判が続く中、トランプ氏はこの日のツイッター(Twitter)投稿で、自身が同盟諸国を拒絶しているとの批判を一蹴した。

 一方、トランプ氏は「この同じ同盟諸国が米国との友好関係に付け込んでいる」と主張。「われわれは世界中で、幾つもの非常に裕福な国の軍隊に対し、かなりの財政支援を行っている。同時に、こうした国々は貿易面でも、米国とわが国の納税者たちに付け込んでいる」とした。

 その上で同氏は「マティス将軍はこれを問題だと見なさなかった。私は違う。この問題を正している!」と言明した。

 トランプ氏はまた、仏独を含む同盟諸国が米軍のシリア撤退に懸念を表明する中、全て大文字で強調した一文で「アメリカは再び尊敬される!」とツイートした。(c)AFP