【12月27日 Xinhua News】中国宅配大手の順豊エクスプレスの子会社で航空貨物輸送を手掛ける順豊航空は21日、50機目となる貨物専用機の運用を開始した。航空貨物運輸会社の同社は、中規模航空会社の仲間入りを果たしたことになる。

 同社が今回新たに導入したのはボーイング社のB757−200型貨物専用機。航空輸送力の継続的向上は、中国の経済発展における航空貨物輸送への需要を反映したものであり、導入は同社の路線ネットワークと物流サービスの品質の向上を加速させる点で重要な一里塚となる。

 同社は現在、江蘇省陽澄(ようちょう)湖産の上海ガニや山東省煙台市のサクランボ、海南省のライチなどの生鮮食品や国産の携帯電話部品といった電子製品などで、国内線と国際線の貨物専用路線を運航している。(c)Xinhua News/AFPBB News