【12月23日 時事通信社】海上自衛隊哨戒機が韓国駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けた問題で、聯合ニュースによると、韓国軍関係者は23日、「実際に日本の哨戒機を威嚇する行為はなかった」と強調した。また、「海軍が遭難船舶を捜索するための人道主義的な作戦を遂行したと説明した。日本もその内容を知っていながら、引き続き問題提起していることを理解できない」と述べた。

 その上で、「大和堆(やまとたい)漁場などの公海上で、韓国海軍の活動を制約しようとする意図があるのではないかという疑念がある」と指摘した。

 聯合が引用した韓国軍関係者によると、韓国軍の駆逐艦は20日、日本海で遭難した北朝鮮漁船を捜索した際、接近してきた哨戒機に向け、映像撮影用の光学カメラを使用した。光学カメラを使用すると、レーダーが一緒に稼働するが、哨戒機に向けてビームは放射しなかったという。また、火器管制レーダーは対空用ではなく、対艦用モードで運用したとされる。

 軍関係者はさらに、日本の哨戒機が韓国艦艇の上空を飛行するなど、「威嚇飛行をした」と主張した。(c)時事通信社