【12月23日 AFP】2018-19アルペンスキーW杯は22日、フランス・クーシュベル(Courchevel)で女子回転第4戦が行われ、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が女子選手として史上最年少の通算50勝達成を果たした。

 ソチ冬季五輪の同種目で金メダルを獲得しているシフリンは、1本目でトップに立つと、2本合計で2位のペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)に0.29秒差、3位のフリダ・ハンスドター(Frida Hansdotter、スウェーデン)に0.37秒差をつけて、前日行われた大回転に続く優勝を飾った。

 女子としては史上初となる23歳でのW杯通算50勝の偉業を遂げたシフリンだが、記録を残すことに駆り立てられることはないという。

 来年3月に24歳の誕生日を迎えるシフリンは「記録の更新は私のモチベーションではない。うまく滑ることに対してモチベーションがある」とすると、「きょうは誰もが50勝のことについて話し掛けてきたけれど、滑ることだけ、できる限り最高のターンをすることだけに集中していた」と語った。(c)AFP