【12月23日 AFP】18-19スペイン1部リーグは22日、第17節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は2-0でセルタ(Celta de Vigo)を下し、2位と勝ち点3差の首位で冬季中断に入った。

 バルセロナはウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)とリオネル・メッシ(Lionel Messi)が前半にゴールを挙げると、リードを守り切って勝ち点を37に伸ばし、同日の試合でRCDエスパニョール(RCD Espanyol)に勝利していたアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との差を保った。

 チームを率いるエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は「前半は相手のDFラインの裏をうまく攻略できた。どんな状況でも、スペースがあれば点が取れることが分かった」とコメントした。

 バルセロナは10分、メッシのダイレクトシュートのこぼれ球をデンベレが押し込んで先制点を挙げると、前半終了間際にはジョルディ・アルバ(Jordi Alba)の絶妙なスルーパスに抜け出したメッシが相手GKの逆を突くシュートで今季リーグ戦15ゴール目を決めた。

 アルバは試合を通じてメッシと好連携を見せ、デンベレの先制点の場面でも、メッシのシュートにつながるパスを出した。監督は「二人は長く一緒にやってきたコンビだし、相互理解が完璧に出来上がっている」「これからも良いプレーを続けてくれることを願おう」と話した。

 アトレティコは中位エスパニョールとの激しい試合を1-0で制した。56分にアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が決めた1点を守り切り、チームはリーグ戦連続無敗を14試合に伸ばしている。

 主将のディエゴ・ゴディン(Diego Godin)は「内容はどうあれ、重要なのは勝つことだ」「勝ち点3を取れたし、これで気持ち良くウインターブレークに入れる」とコメントした。

 セビージャFC(Sevilla FC)は23日に下位CDレガネス(CD Leganes)とのアウェーゲームに臨み、勝利すればアトレティコと勝ち点34で並ぶ。(c)AFP