【12月22日 時事通信社】韓国国防省は21日夜、海上自衛隊機へのレーダー照射について、「通常の作戦活動中だった」と説明し、日本当局との認識の差を示した。日韓関係が冷え込む中で起きた問題だけに、十分な説明がなければ、韓国軍への日本側の不信感は収まりそうにない。

 「銃で言えば撃つ一歩手前。極めて深刻な事態だ」。日本の防衛当局筋は憤りをあらわにした。旭日旗をめぐり、韓国で開かれた観艦式に海自が参加を見送ったこともあったが、双方は粛々と連携を続けていく構えだった。それだけに同筋は「故意でないのなら軍の能力を疑う。意図が分からない」とため息をついた。

 今回、レーダー照射が行われたのは能登半島沖の日本海上。北朝鮮の違法漁船が集まる海域とみられ、韓国メディアは、遭難した北朝鮮船舶に向けてレーダー照射されたと報じた。(c)時事通信社