【12月20日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は19日、第16節が行われ、フランク・リベリ(Franck Ribery)が終盤に決勝点をマークしたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)がRBライプツィヒ(RB Leipzig)に1-0で勝利した。この結果、昨シーズンの王者バイエルンと首位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の勝ち点差は6にまで縮まった。

 試合は両チームとも前半のうちに先制のチャンスをつかんだ。バイエルンはFWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のシュートがGKペーテル・グラーチ(Peter Gulacsi)の好セーブに阻まれ、ライプツィヒもDFダヨ・ウパメカノ(Dayot Upamecano)の強烈なヘディングシュートがクロスバーに嫌われた。

 後半に入ると、ニクラス・ズーレ(Niklas Suele)とヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)がゴールに近い位置でチャンスをつかむも得点には結びつかず、なかなかネットを揺らせないバイエルンは、ドルトムントがフォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)にまさかの黒星を喫したことで得た好機をふいにするかと思われた。

 それでも83分、リベリがバイエルンを優勝争いに復帰させる決勝点をマーク。その後、バイエルンのレナト・サンチェス(Renato Sanches)とライプツィヒのシュテファン・イルザンカー(Stefan Ilsanker)が退場になり、試合の最後は荒れた展開になった。

 バイエルンのトーマス・ミュラー(Thomas Muller)はスカイ・ドイツ(Sky Germany)に対し、「リベリは見事にゴールを決めた」「彼は完璧な場所とタイミングで現れてくれた。ありがとう、リベリ!」と話した。

 勝利したバイエルンは3位をキープし、4位ライプツィヒとの勝ち点差を5に広げた。他の試合では、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)が地元のライバルであるマインツ05(Mainz 05)と2-2で引き分け、ライプツィヒとのポイント差を縮めている。(c)AFP