【12月19日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)が18日、歴代最多となる5度目の欧州ゴールデンシュー賞の受賞を果たした。

 昨シーズンのリーグ戦で34ゴールを挙げたメッシは、過去4度の受賞を誇る元レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)や、リバプール(Liverpool FC)のモハメド・サラー(Mohamed Salah)、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のハリー・ケイン(Harry Kane)らを抑え、昨季の欧州リーグ最多得点者に贈られる同賞に輝いた。

 メッシは受賞後、「サッカーを始めた時は、このようなことが起きるなんて思いもしなかった。プロサッカー選手になって成功したいと夢見ていた。サッカーが大好きだが、これほどの成功に恵まれるとは想像もしていなかった」とコメントした。「やるべき仕事と努力を楽しんでいる。私は世界最高のチームで、世界最高の仲間と共にプレーしているから、あらゆることが簡単になる」

 授賞式にはバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)会長の他、セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)やセルジ・ロベルト(Sergi Roberto Carnicer)といったチームメートも出席した。

 メッシはまた、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)との対戦が決まった欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)決勝トーナメント1回戦の抽選結果についても言及した。

「リヨンは難しい相手になるだろう」「たとえ最も強いチームの一つとして知られていなかったとしても、彼らは世界最高のチームの一つであるマンチェスター・シティ(Manchester City)戦で示したように危険な存在だ」

「簡単には勝ち上がれないだろうが、チャンスはある。チームにはフランスでプレーしていたサムエル・ウムティティ(Samuel Umtiti)やマウコム(Malcom Filipe Silva de Oliveira)といった選手もいるし、彼らの力を借りられるかもしれない」 (c)AFP