【12月19日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は18日、第16節が行われ、首位のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は下位に沈むフォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)に1-2で敗れ、リーグ戦で今季初黒星を喫した。

 この試合の前には、2位のボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)がトルガン・アザール(Thorgan Hazard)の活躍などでニュルンベルク(1. FC Nuremberg)に2-0で勝利し、首位との勝ち点差は6にまで縮まった。

 メンヘングラッドバッハは21日にアウェーでドルトムントとの直接対決を控えており、ポイント差を3にまで詰めるチャンスがある。

 ドルトムントは早々にマルコ・ロイス(Marco Reus)がネットを揺らすも、これはオフサイドと判定されゴールとは認められなかった。

 すると22分、デュッセルドルフはケビン・シュテーガー(Kevin Stoeger)のスルーパスにドディ・ルケバキオ(Dodi Lukebakio Ngandoli)が反応し、最終ラインを突破してフリーになると、ゴールの隅にボールを流し込んで先制した。

 同点ゴールを狙うドルトムントになすすべがないようにみえるなか、56分にはゴールまで20メートルの距離からデュッセルドルフのジーン・ツィマー(Jean Zimmer)に強烈なミドルシュートを決められ、点差は2点に開いた。

 ドルトムントのルシアン・ファーブル(Lucien Favre)監督は、後半からジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)とパコ・アルカセル(Francisco ‘Paco’ Alcacer Garcia)を投入し、81分にはそのアルカセルがヘディングゴールを決めたが手遅れだった。

 ロイスは試合後、スカイ・ドイツ(Sky Deutschland)に対し「きょうの僕たちは勝利に対する貪欲さが足りなかったし、負けるべくして負けた」と明かした。「相手は引いて守っていたから、終盤はより難しかった。0-0の時から行き詰まっていたが、0-2になるとより苦しくなった」 (c)AFP/Kit HOLDEN