【12月18日 AFP】2018-19アルペンスキーW杯は17日、イタリアのアルタバディア(Alta Badia)で男子大回転第4戦が行われ、五輪王者のマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)が優勝を飾り、W杯通算62勝目を記録した。

 前日の第3戦も制していたヒルシャーは、2選手が同時に滑るトーナメント方式のパラレル大回転でチボ・ファブロ(Thibaut Favrot)とアレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault)のフランス勢をそれぞれ2位と3位に抑え、今季W杯4勝目を手にした。

 29歳のヒルシャーは、これまでパラレル大回転で優勝したことが一度もなく昨シーズンは3位が最高成績だったが、この日のナイトレースでは素晴らしい滑りを披露し、W杯の総合8連覇に向けて盤石の態勢を築いている。(c)AFP