【12月18日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が17日、スイス・ニヨン(Nyon)で行われ、優勝経験を持つイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)はスウェーデンのマルメFF(Malmo FF)と対戦することが決まった。

 同じくプレミア勢のアーセナル(Arsenal)は、前回大会でも顔を合わせたベラルーシのBATEボリソフ(BATE Borisov)との試合に臨む。アーセナルは昨季、本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)で行われた一戦に6-0と大勝している。

 同大会で5度優勝し、今季のスペイン1部リーグで2位につけているセビージャFC(Sevilla FC)は、1998年大会の準優勝チームでイタリア・セリエAで現在5位のラツィオ(SS Lazio)との難しい試合が決まった。

 3年ぶりの16強入りを目指すスペイン1部のバレンシア(Valencia CF)は、スコティッシュ・プレミアリーグのセルティック(Celtic)との顔合わせが決定した。

 セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督は、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のグループステージで敗退したバレンシアに強い印象を受けたと明かしている。

「彼ら(バレンシア)と(マンチェスター・)ユナイテッド(Manchester United)の試合を見た。オールド・トラフォード(Old Trafford)での試合では高い技術力を見せ、典型的なスペインのチームのようだと思った。非常に良い選手もいる」「われわれは最初にホームで試合を行うから、第2戦を有利な状況で迎えたい」

 また同じスペイン勢では、リーグ戦で降格圏のすぐ上の順位につけるビジャレアル(Villarreal CF)が、ポルトガル1部リーグのスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)とのイベリア半島対決に臨む。

 チャンピオンズリーグでグループステージ敗退となり、ヨーロッパリーグに回ったセリエAのナポリ(SSC Napoli)はスイス1部のFCチューリヒ(FC Zurich)との対戦が決定。

 3度準優勝しているポルトガルのベンフィカ(Benfica)は2000年の王者であるトルコ1部のガラタサライ(Galatasaray)と、セリエAのインテル(Inter Milan)はオーストリアのラピッド・ウィーン(Rapid Vienna)とそれぞれ顔を合わせる。

 ヨーロッパリーグの決勝トーナメント1回戦は、第1戦が来年2月12日と14日に、第2戦は同20日と21日に行われる。(c)AFP