【12月16日 AFP】サッカードイツ・ブンデスリーガ1部、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)で主将を務めるクリスティアン・ゲントナー(Christian Gentner)の父親が、息子の試合を観戦し終えた直後にスタジアムで倒れ、息を引き取ったことが分かった。クラブが発表した。

 チームが2-1でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に勝利した後、父親が倒れたとの知らせを受け取ったゲントナーは、勝利を喜ぶチームの輪から離れて急いで関係者席へ向かったが、ゲントナーが駆けつけるのとほぼ同時に始まった救急スタッフの蘇生の努力もむなしく、父親はこの世を去った。

 ゲントナーは現在33歳。2007年にシュツットガルト、2009年にVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)でブンデスリーガ制覇を経験しており、ドイツ代表でも5試合に出場している。(c)AFP