【12月16日 AFP】ウクライナで15日、スホイ27(Su-27)戦闘機が訓練飛行中に墜落し、操縦士1人が死亡した。ウクライナでは2か月前にも戦闘機が墜落し2人が死亡する事故があったばかり。
 
 ウクライナ軍参謀本部によると、15日の事故は北部ジトームィル(Zhytomyr)州でグリニッジ標準時(GMT)午後1時(日本時間午後10時)頃に発生。訓練中のスホイ27が着陸体勢に入ったところで墜落し、乗っていた操縦士が死亡した。

 ウクライナでは10月16日にも、北大西洋条約機構(NATO)加盟8か国による大規模空軍演習「クリアスカイ(Clear Sky)2018」の最中にスホイ27が墜落し、ウクライナ人と米国人の操縦士が死亡している。
 
 政府軍とNATOの軍事演習が行われる中、ウクライナの東部では現在も政府軍とロシアが支援する分離・独立派武装勢力の戦闘が続き、既に1万人を超える死者がでている。(c)AFP