【12月16日 AFP】バドミントン、BWFワールドツアーファイナルズ(BWF World Tour Finals 2018)は15日、中国・広州(Guangzhou)で男子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング1位の桃田賢斗(Kento Momota)が21-14、21-12で韓国の孫完虎(Wan Ho Son、ソン・ワンホ)に快勝し、決勝へ駒を進めた。

 第24回世界バドミントン選手権大会(2018 TOTAL BWF World Championships)王者の桃田は決勝で、世界ランク2位の石宇奇(Yuqi Shi、シー・ユーチ、中国)と顔を合わせる。

 チェン龍(Long Chen、チェン・ロン)や林丹(Dan Lin、リン・ダン)ら五輪王者から中国最強の座を奪った22歳の石宇奇はこの日、スロースタートながらも12-21、22-20、21-17でサミール・ベルマ(Sameer Verma、インド)を下した。

 一方、女子シングルス準決勝では、奥原希望(Nozomi Okuhara)が山口茜(Akane Yamaguchi)との日本人対決を21-17、21-14で制し、決勝進出を決めた。

 決勝では、リオデジャネイロ五輪銀メダリストのプサルラ・シンドゥ(Pusarla V. Sindhu、インド)と対戦する。1週間を通して好調を維持している23歳のシンドゥは、持ち前の粘り強いプレーでラチャノック・インタノン(Ratchanok Intanon、タイ)を21-16、25-23で退けている。(c)AFP