【12月14日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が現役時代にイタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)で着用していた珍しい背番号9の赤いユニホームが13日、同国トリノのオークションで1万2000ユーロ(約155万円)で落札された。

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 今回高値が付いたユニホームは、マラドーナ氏が長年付けていた背番号10を当時のチームメートであるジャンフランコ・ゾラ(Gianfranco Zola)氏に譲った1990-91シーズンのピサ(AC Pisa)戦で着用していた貴重なものだった。このイベントではまた、ナポリ本来のチームカラーであるスカイブルーで背番号10が付けられた同氏のユニホームも6500ユーロ(約84万円)で売却された。

 合計222点を数えるスポーツ選手の記念グッズでは、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)をはじめ、リオネル・メッシ(Lionel Messi)、ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏などサッカー選手のユニホーム以外にも、自転車ロードレースのレジェンドであるエディ・メルクス(Eddy Merckx)氏のベストや、ラグビー元オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のリッチー・マッコウ(Richie McCaw)氏が着ていたユニホームなどが出品された。(c)AFP