【12月14日 時事通信社】中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長がカナダで逮捕された問題で、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は13日、トランプ米大統領が顧問から「介入すべきでない」と進言されたと報じた。貿易や知的財産権をめぐる対中協議をにらみ、トランプ氏が介入も辞さない姿勢を示す一方、同氏周辺は司法省管轄の問題への介入に慎重な意見が根強いようだ。

 ファーウェイは米国のイラン制裁に違反した疑いが持たれ、孟氏は米当局の要請に基づきカナダで逮捕された。トランプ氏は11日、ロイター通信のインタビューで「(米中の)貿易取引にとって良いことなら、そして国家安全保障にとって必要なら、当然ながら介入する」と明言した。

 同紙が関係者の話として伝えたところでは、トランプ氏は顧問らに、どのような対応が可能か選択肢を示すよう指示。顧問らは「大統領の管轄外だ」として、介入を控えるよう主張した。現時点で具体的な介入計画はないという。(c)時事通信社