【12月13日 AFP】18クラブW杯(2018 FIFA Club World Cup)は12日、アラブ首長国連邦(UAE)・アルアイン(Al Ain)で開幕し、開催国王者のアル・アイン(Al Ain FC)が3点のビハインドから3-3に追いつき、PK戦の末にチーム・ウェリントン(Team Wellington、ニュージーランド)を下した。

 オセアニア王者をホームに迎えたアル・アインは、マリオ・バルシア(Mario Barcia)とアーロン・クラパム(Aaron Clapham)、マリオ・イリッチ(Mario Ilich)にゴールを許し、44分までに0-3とリードされた。

 しかし後半開始直後、アル・アインは日本代表経験を持つ塩谷司(Tsukasa Shiotani)が1点を返すと、49分にはマリ代表MFのトンゴ・ドゥンビア(Tongo Doumbia)がチーム2点目を記録。そして85分、途中出場のスウェーデン人FWマルクス・ベルグ(Marcus Berg)が劇的な同点弾をマークし、試合は延長戦に突入した。

 結局、試合はPK戦にまでもつれ込み、アル・アインはベルグが失敗したものの4-3で勝利。準々決勝に駒を進め、15日にはアフリカ王者のエスペランス(Esperance、チュニジア)と対戦する。(c)AFP