【12月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は12日、グループE第6節が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は敵地でアヤックス(Ajax)と3-3で引き分け、同組を首位で通過した。

 オランダ・アムステルダムで行われた一戦は荒れた展開となり、後半だけで2本のPKが与えられたほか、5ゴールが生まれ、さらには2枚のレッドカードが飛び出すなど、あわただしい内容となった。

 勝ち点1を確保して首位通過を決めたバイエルンのニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督は、「サッカーの魅力を凝縮したような試合だった」と振り返った。

「われわれには決定機があり、もっと早くに試合を終わらせることができたが、スペースを使えなかった」「しかし、最も重要なのは首位通過であり、18ポイント中14ポイントを手に入れたことには満足している」

 バイエルンはロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の得点で先制するも、後半に入ってドゥシャン・タディッチ(Dusan Tadic)にゴールを許して流れを変えられると、81分にはタディッチに勝ち越しのPKを決められた。

 それでもバイエルンは87分、レワンドフスキがPKを成功させて同点に追いつくと、90分には途中出場のキングスレイ・コマン(Kingsley Coman)のゴールで再びリードを奪ったが、終了間際にニコラス・タグリアフィコ(Nicolas Tagliafico)にネットを揺らされ、勝ち点1を分け合った。アヤックスは、仮にこの試合に勝利していれば逆転で1位通過を果たしていた。

 この日2得点を挙げ、今大会でのゴール数を8に伸ばしたバイエルンのレワンドフスキは、得点ランキングで首位に立っている。(c)AFP