【12月12日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)を率いるマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のグループ首位通過を目指し、12日のBSCヤングボーイズ(BSC Young Boys)戦でクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を先発起用すると認めた。

 ユベントスとマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は共に決勝トーナメント進出を決めており、最終節でバレンシア(Valencia CF)と対戦する2位ユナイテッドと1位ユベントスの勝ち点差は2となっている。

 スイスで行われた前日会見に出席したアレグリ監督は、「1位通過するのは非常に重要だから、クリスティアーノは出場する。もし必要性がなかったなら、温存していただろう」と明かした。

「1位通過することで、決勝トーナメント1回戦でレアルやFCバルセロナ(FC Barcelona)、マンチェスター・シティ(Manchester City)、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との対戦を避けられる」

「もしこの試合が決定的なものでなければ、他の多くの選手と同様にクリスティアーノは出場しなかっただろう」

 ユベントスはホームで行われたユナイテッド戦では、ロナウドに同大会での移籍後初ゴールが生まれたものの、終盤に2ゴールを奪われて1-2で敗れた。

 ヤングボーイズ戦の後は、同じ街を本拠地とするトリノ(Torino FC)とのリーグ戦を控えているアレグリ監督は「チームはこの試合の重要性を理解している。そうでなければネガティブな結果になる可能性がある。土曜日(15日)はダービーだから、そのような余裕はない」とコメントした。

「適切なモチベーションを持たず、相手に敬意を払わずに戦えば、痛い目に遭う危険性がある」 (c)AFP