【12月16日 東方新報】中国国際放送局(CRI)によると、中国民用航空局(Chinese Civil Aviation Administration)は、新時代で民間航空により強国を作り上げていくための行動指針を発表した。グローバルな航空物流会社を立ち上げ、多角的な航空市場を作り上げていくとのことだ。

 去年のデータによると、中国の航空業者は約60の国や地域で合わせて158の都市と路線を設け、利用者数は延べ5億5200万人で、貨物輸送量は705万8000トンだった。

 世界の民間航空の成長への貢献率は25%以上、アジア太平洋の民間航空成長への貢献率は55%以上に達している。

 現在、中国は「一帯一路(One Belt One Road)」沿線の62か国と航空協定を結んでおり、そのうちの43か国で直行便を運航している。

 また中国は、2021年から2035年の間に、単一の航空輸送強国から多分野にわたる民間航空強国へと転換させる予定だ。(c)東方新報/AFPBB News